国語教育のセミナーに行ってきました。

国語教育セミナーに行ってきました。

今回のセミナーは二部構成、前半が読書の効用について、後半は作文・表現力の育成についての講演でした。

読書の効用

文科省の調査によると、中学卒業時に教科書の内容が読みとれていない子が約5割、そのうち基礎的な読解ができていない子が約2割だそうです。この数字を見て、皆さんどのように思われるでしょうか?私は長い期間塾で子供たちと接してきましたが、私の感覚に近い印象を受けました。

読書指導のポイントは2つ

一つ目のポイントは、ずばり多読すること。

二つの目のポイントは、文脈から語彙を推測する習慣をみにつけること。(辞書は最後の手段で良いらしい)

但し、偏りのない選書、特にノンフィクションを多めにのことでした。これも私の普段の指導の実感と一致します。

「うちの子は本が好きで、いつも本を読んでいるんですが、国語の成績が上がりません。」という相談をよく受けます。詳しく尋ねると読んでいる本がライトノベルなどの同一の作家またはジャンルに限らていることがほとんどです。それでは、習得する語彙の広がりが期待できません。やみくもに本を読むではなく、バランスが肝心であると改めて認識しました。

子供一人ひとりの発想をくみ取る指導

以下が、セミナー後半の趣旨です。

最近の教育現場(学校および塾)において、子供一人ひとりの発想に基づく思考をくみ取る指導が行われていない。

子供たちは性格上の「個性」だけでなく、発想・思考上の「個性」も併せて育つ環境下において成長していくので、子供たちの「内なる思い=発想力・想像力」をくみ取る作業が必要である。

教材と授業の進め方

作文指導といえば、原稿用紙の書き方、「て・に・を・は」、5W1Hなど形式的な指導に終始しがちであるが、まずは、子供たちの過去の実体験からイメージを引き出す指導が必要である実感しました。まずは子供たちが書きやすいテーマの選択すること、自分の心の中にある思いを湧出させる手助けをすることなどが重要ではないかと思った次第です。

国語が最重要

今回のセミナー参加は、今後の塾での授業の進め方にの参考になりましたが、それ以上に、塾の方向性を最確認するうえでも大変意義深いものになりました。

あらゆる学習の基本になるのは「母語力」であり母語力の強化なくして能力の向上はありないということ、直近の定期テストの成績アップや志望校合格という短期的な目標の他、一生生きる上で不可欠な国語力の養成が私の塾の使命であると改めて心に刻みます。

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