最近の入試問題研究2017社会1

社会は暗記科目にあらず

最新の入学試験から

社会は暗記中心の勉強で十分なのでしょうか?答えは「No」です。確かに基本事項の暗記は絶対に必要です。しかも、教科書+アルファの知識が必要なので知識量は以前よりも増して必要になっています。では、なぜ暗記だけでは不十分なのでしょうか?

現在の入学試験では、データを処理するの力と処理した結果を表現する文章力の二つが必要なのです。グラフや表をみてそこから考えられる結果を自分の力で考察しないといけません。答えは、教科書に載っていません。しっかりグラフや表を読み取る訓練と読み取った結果を簡潔にまとめる力を養わないといけないでしょう。

下の問題は2017年の鳥取県の公立高校入試の問題です。(旺文社:全国高校入試問題正解より抜粋)まずは、どのような問題か見てみて下さい。(できれば解いてみてね。)

どうでしょうか?問題自体はそれほど難しくはありませんが、教科書に載っていない内容ですね。「賃金が低く、安く車を生産できるチェコに外国企業が進出したから」などが解答になると思いますが、35字以内という少ない字数制限がやっかいですね。簡潔にまとめる練習が必要ですね。それと、チェコが旧社会主義圏で経済発展が遅れていたこと、多国籍企業が国境を越え安い労働力を求めて発展途上国に生産拠点を移すことなどのバックボーンになる知識があれば鬼に金棒です。

社会の受験勉強は

段階を追って受験勉強をする必要があります。あくまでも大雑把なアドバイスですが、下の三段階の学習が必要かと思います。

第一段階

基本事項(用語)の習得は欠かせません。教科書の太字になっている部分の意味や内容が分からないといけません。また、それらの基本用語は漢字で正確に書けるようにしておくことが重症です。一問一答形式の問題で確認しておくと良いでしょう。

第二段階

複数の基本事項がどのようにつながっているのかをしっかり覚え、説明できるようにしましょう。例えば、シベリア出兵・ロシア革命・米騒動・原内閣などがどのような因果関係でつながっているのかを説明できるようしておくなど

第三段階

公立高校の過去問を中心に記述式の問題とデータ処理を要する問題に慣れておくことが必要です。余裕がある人は、教科書には載っていないない、思考のバックボーンになる知識を養うようにしておきます。新聞や書籍を普段から読むように心がけると知識は身についていきます。意外と「小学生新聞」が知識の宝庫だったりします。

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